以下引用。
いずれの品種も高温への耐性があることに加えて、栽培期がコシヒカリと少しずれている。
同局によると、後継者不足や高齢化で、担い手に農地の集約化が進む中、コシヒカリだけを栽培していると、田植えや稲刈りなどの作業が一時期に集中してこなせない問題がある。猛暑による品質低下を招かないため、高温耐性のある品種への転換も加速している。同局は、「農作業の分散化や高温対策が、現場の課題となっている」と分析する。
JA全農いしかわの担当者は「大きな面積を耕作している生産者を中心に、バランスの取れた作付けが進んできた」とみる。一方、JA全農にいがたの担当者は「単価の高いコシヒカリを作りたいといった声もあるが、耕作面積の大きな平野部では、単価を抑えた業務用のニーズもある。銘柄の多様化を進める方針は変わらない」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150820-OYT1T50005.html?from=ytop_main7