ウドムサイ県とサワナケート県に新しく二つのNBCAができる。
ウドムサイ県のほうはPhou Hiphi national conservation forest。87,000ha。
サワナケート県のほうはLaving-Lavuen conservation forest。86,000ha。
天然資源環境省(Ministry of Natural Resources and Environment, カスワンサッパニャコーンタマサートレシンヴェトローム)では、さらに47個の保全林(national protected forest areas)の策定を予定している。全部で720万haという。 記事には驚異的とある。 これも国連のMDGs(ミレニアム開発目標)を達成するため。これについては以前にも何回か書いた。 http://www.sbwire.com/press-releases/the-forests-of-lao-are-safe-for-now-297817.htm
以前から開発するという噂のあったタートルアン湿地がいよいよ開発されることになりそうだ。約1600億円(16億ドル)かけて開発される予定。 住民を強制的に移住させるが、その補償は市場価値の10%以下である。それでもほとんどの世帯はその支払いを受け入れた。約100世帯はまだ値段交渉を行っているという。 タートルアン湿地は3.2平方キロ。タートルアン湿地経済特区(That Luang Marsh Specific Economic Zone)の開発は12月に開始される予定である。サイセッター郡の以下の8ヶ村を含む。Houa Khoua, Non Savang, Vangxay, Non Sanga, Nong Nieng, Chommany, Viengchaleun, Phonephanao. 現在、この付近の土地の売買は禁止されているという。 Shanghai Wan Feng Groupという中国のデベロッパーがこの一部、365haをコンセッションしている。 以前2010年に別の中国のデベロッパーがこの地域のコンセッションを行おうとしたが、4億ドル支払わなくてはならないということで断念した経緯があるらしい。でも今回はその4倍の値段。 別の役人は以下のように話している。 A senior State Inspection Agency official told RFA this week that land disputes between companies granted concessions and Lao citizens are largely due to government mismanagement and corruption. また、 Over the past three years, he said, inspections have shown that bribery is a common practice among officials, in addition to the use of threats and reference to false laws to force unwitting citizens from their land. のようにも言っている。 この開発で儲かるのは誰か。それも普通の儲けではない。莫大な儲けである。 http://www.rfa.org/english/news/laos/concessions-08012013161959.html 用語メモ SEZ: Special Economic Zone
サイニャブリーダムとともに問題となりつつあるドンサホンダムであるが、比較的わかりやすい地図が載っている記事があったのでアップする。 http://www.rfa.org/english/news/laos/confirms-07312013151754.html