2013年9月28日土曜日

ラオスを題材にした映画The Rocketがアカデミー賞外国語部門に出品予定

ラオスを題材にした映画The Rocketが、オーストラリアでアカデミー賞外国語部門に出品予定である。 

何回かとりあげたことがあるThe Rocketは、オーストラリアの監督の作品であるが、すでにオーストラリアでは公開され、25万ドルの収益を生み出しているという。 

日本のどこかで公開されないか、待ち遠しい。 

英語字幕orラオス語のままで見てもいいけどね。 

http://www.theaustralian.com.au/arts/film/australian-film-the-rocket-has-a-shot-at-the-oscars/story-e6frg8pf-1226716224034 
http://www.smh.com.au/entertainment/movies/the-rocket-shoots-for-the-oscars-stars-20130910-2ti18.html 

2013年9月27日金曜日

魚のグッピーがボウフラを食べてデング熱を減らす

魚のグッピーを撒いて、グッピーにボウフラを食べさせ、デング熱を減らそうというニュース。 
このプロジェクトはすでに2009年か2011年までラオスとカンボジアのある郡で行われていた。これを実施した貯水槽は、ボウフラの数を大幅に抑えられたという。 

http://www.thejakartapost.com/news/2013/09/12/guppy-fish-prove-be-cheap-effective-tool-fight-against-dengue-adb.html 

どこに撒くか知らないが、自然界へエスケイプしてしまわないか心配だ。 
都市部の話だろう。

2013年9月26日木曜日

中国がラオスに資金援助

中国がラオスに3億元(4900万ドル)を無償援助、2億元(3260万ドル)を無償援助することに合意した。

また他にも、70億ドルの高速道路でビエンチャンと中国を結ぶ計画にも合意した。 
ラオスにとっては、この高速道路のプロジェクトは優先順位が高いということだ。 

昨年の両国の貿易額は17億ドルに達し、32%の増加という。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/368157/china-gives-laos-81-6-million-in-aid-loans 

いい投資先をみつければガッポリかもしれない。 
チキンなのでやりませんが。

王子製紙が東南アジア東南アジア木材加工事業本格参入

王子製紙が「東南アジアで木材を家具向けの製材・合板に加工する事業に本格参入する」ということだ。 

ーーーーーーーーーー 
総額数10億円を投じインドネシアなど5カ国に加工拠点を設置、主力の製紙原料向け木材チップ需要が国内を中心に伸び悩んでおり、家具向けへのシフトで東南アジアでの木材加工事業の売上高を15年度に現在の2倍超の100億円に高めると伝えている。海外事業の本格的な拡大が期待されている。 
http://minkabu.jp/stock/3861/news/577071 
ーーーーーーーーーーーーーー 

ラオスにも王子製紙が入ってきてユーカリを植えている。紙の原料のチップを作る目的だそうだが、これからは家具向けの木材加工事業に力を入れるということなのかな。 
ユーカリを家具に使うということでいいのだろうか?単純すぎるか? 

2013年9月24日火曜日

ラオスでムササビの新種が発見される

Nam Kading National Biodiversity Conservation Areaかthe Khammouan Limestone National Biodiversity Conservation Area付近で新種のムササビが発見された。 
Biswamoyopterus laoensisと名付けられた。 

中部ラオスではしばしば動物の新種が発見される。 

http://www.sci-news.com/biology/science-biswamoyopterus-laoensis-new-species-flying-squirrel-laos-01361.html

2013年9月23日月曜日

生物多様性の第2の危機

ここで扱われている内容はたいしたことないが、「生物多様性国家戦略」で扱われている第2の危機が、「里地里山などの手入れ不足による自然の質の変化」であるということは覚えておこう。 

http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/koho_si/pdf/column_no_114.pdf 

ちなみに4つの危機についても書いておこうと思う。またwikipediaを使ってしまうが。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
第1の危機:乱獲・開発によって、生物種が絶滅・減少していること。もしくは生物種の生息地・生育地が減少していること。 
第2の危機:里山などが人手による手入れがされなくなったため、その地の自然環境が変質したこと。
第3の危機:外来種の侵入によって、既存の生態系が撹乱されること。 
地球温暖化の危機:地球温暖化によりもたらされる種の生息・生育地の縮小、消失等 

生物多様性国家戦略2010は、第1部「戦略」と第2部「行動計画」の2部から構成されている。第1部では、生物多様性の重要性について解説し、4つの戦略を取り上げている。 

戦略 
1、生物多様性を社会に浸透させる 
2、地域における人と自然の関係を再構築する 
3、森・里・川・海のつながりを確保する 
4、地球規模の視野を持って行動する 

第2部では、上記4つの戦略に沿って数値目標を設定した施策について記述している。具体的施策数は第三次生物多様性国家戦略の約660から約720に、数値目標の数は34から35に増加した。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東南アジアで2000kmの歴史回廊が発見される

京都大地域研究統合情報センターの柴山先生が、「ミャンマー(旧ビルマ)からタイ、カンボジアに至る東南アジア大陸部で10~18世紀に存在し、統治や交易のルートとなっていた歴史回廊(総延長約2千キロ)を確認した」そうだ。 

石井米雄先生が提唱していたそうだが、これを実証した形になるという。 

退官後も精力的に活動されているようだ。 

夢が広がる話。わかりやすいのもいい。 

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20130918000170 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1803N_Y3A910C1CR8000/ 

2013年9月21日土曜日

農業機械のクボタがカンボジアとラオスに商売を拡大

農業機械のクボタがカンボジアとラオスに商売を拡大する予定だという。目標は7億バーツ(約21億円)の利益を2国からあげること。ラオスからは2億バーツ。カンボジアからは5億バーツの予定。 

農業の機械化がどんどん進んでいくだろう。 
伝統農業の実態を記録しておかねば。 

大昔、ラオスに行きたての時、世話になっていたおばちゃんのタイ人の知り合いが、農業機械を卸す会社の社長だった。金持ちでいろいろごちそうしてもらった。 

http://www.nationmultimedia.com/business/Siam-Kubota-eyes-Asean-expansion-via-units-in-Camb-30213334.html 

ついにラオス人中学生がバイクに乗れなくなる?

カンムアン県の90校ある中学のうち40校が、すでにバイクに乗ることを禁止したという。その他の学校も同様に、バイクに乗ることを禁止する予定。 

バイクで通学する中学生は今でもよく見るが、これからこのような動きが広がっていくのだろう。 

一応建前では、18歳になるまでは運転免許は取れない。 

サイニャブリーではすでに2005年度からこのような取り組みを開始、ルアンパバン県、サラワン県でも同様の取り組みが行われている。 

http://www.nationmultimedia.com/aec/Lao-province-bans-schoolkid-bikers-30213570.html 

どこでも見る光景だけど、なくなっていくということだね。

2013年9月20日金曜日

タイの領事館から500個のビザのステッカーが盗まれる

2008年から数えてラオスにあるタイ領事館から500個のビザのステッカーが盗まれたという。 

タイ・ラオス国境で2人が最近捕まった。 

他の国のステッカーも結構盗まれている。誰かが偽造するのだろう。 

例えばオランダでは、ステッカーが2000個入った小包が空輸するとき無くなってしまったという。 

記事 
http://www.pattayamail.com/news/500-visa-stickers-disappear-from-thai-consulate-in-lao-pdr-29720 

偽造ビザの写真 
http://www.pattayamail.com/news/foreigners-arrested-with-stolen-visa-stickers-29726

ラオスの映画「The Rocket」が着実に評価されている

ラオスの映画「The Rocket」が着実に評価されている。たびたび、The Rocketの評価記事が配信されている。早く日本でも手に入れられるようになって欲しい。 

みたところ、アカのおばさんが入っているようだが、アカの人ってロケット祭りをするのだろうか?水田農業をしている人たちがロケット祭りをする印象だが。作品を見てみないとなんとも言えないところ。 

http://www.brisbanetimes.com.au/entertainment/movies/the-rocket-20130823-2sgyi.html 
http://www.eurekastreet.com.au/article.aspx?aeid=37089#.UjgA7NK-06Y

2013年9月19日木曜日

ラオスで土砂崩れ

先月末の話になってしまうが、ラオスで土砂崩れが頻発し、ラオスでは16人の死者が出たという。 
最も大きな被害をもたらした土砂崩れはパクベンの北西で起きた。 ウドムサイ県内の道路もいくつか通れなくなったという。 

こういう土砂崩れは毎年どこかで起こっている。雨期は移動が大変。土砂降りの中、山道で車や乗り合いトラックを押したことも何度もある。車の後部を黒い排気ガスを吸いながら押す。エンジンをふかすから黒い排気ガスが出るのだ。のどが痛くなるし、筋肉は硬直するし、泥道でぬかるんでいて足のふんばる力はいまいち入らないし、本当に大変。渾身の力が伝わったかと思うと車はヌルヌルと動く。後輪がはじいた泥が体に当たって、汚くなる。ああ、思い出してきた。

http://www.windsorstar.com/news/group+says+Laos+landslides+kill+block+roads/8825012/story.html 
http://www.heraldsun.com.au/news/breaking-news/aid-group-says-laos-landslides-kill-16/story-fni0xqll-1226703174682 
http://www.nst.com.my/latest/16-dead-after-heavy-rains-batter-laos-un-1.344575



タイの破戒僧がラオスに潜伏

タイの破戒僧がラオスに潜伏しているらしい。今は僧籍は外されている。 

性的暴行罪、詐欺罪、パソコンの条例違反の罪に問われているという。 
ここの記事には書いていないが贅沢三昧だったということ。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/366479/dsi-says-wirapol-is-hiding-in-laos

2013年9月18日水曜日

ラオス国営航空が機体を購入

空路の拡大に伴って、ラオス国営航空が来年にATR72-600、2015年にAirbus 320を購入する。 

現在ラオス国営航空は全部で機体を14機持っている。 
4機のA320、4機のATR72-500、2機のATR72-600、4機のMA60である。 

1年間に国民の半分の330万人が海外から旅行に訪れ、5億1300万ドル落としていく。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/366456/lao-airlines-to-buy-atr72-600-and-airbus-320s

第3友好橋の写真

誰かの旅行記だが、第3友好橋(ナコンパノム―タケーク間)の写真が載っている。 
きれいな橋だ。2年前に開通した。 

http://www.bangkokpost.com/news/local/369634/one-day-three-countries 

2013年9月13日金曜日

西欧の環境保護団体は中国の評価を不当に落としている

「西欧の環境保護団体は中国の評価を不当に落としている」という内容の記事。以前、ラオス人によって「環境保護団体は、地域の発展につながる可能性のあるダム建設に反対するな」と主張している記事を紹介したが、今回は中国人による記事。 
東南アジア(メコン川流域の5か国つまりカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム)では、直接投資が2003年の9300万ドルから2011年の1億7000万ドルまで8年間でほぼ倍増している。環境保護団体が声をあげるのも無理からぬことのように思えるが。 

雲南大学の東南アジア研究所のLu Guangsheng教授は、 
"It is true that Chinese companies were not doing enough to protect the local ecology, but environmental groups' exaggerated claims have severely damaged China's reputation," (たしかに中国企業は地域の生態系を十分に守ろうとはしていないが、環境保護団体は必要以上に中国の名声を汚している) 
と発言している。 

傍から見ると、甘んじて批判を受け入れればいいのに、と思ってしまう。 

とはいえ、環境保護団体もやりすぎのところがあるから、どっちもどっちなのかもしれない。 

http://www.scmp.com/news/china/article/1298716/western-funded-green-groups-stir-trouble-china 

2013年9月12日木曜日

ラオスのテレビは2015年までにデジタル放送に移行

ラオスのテレビは2015年までにデジタル放送に移行する予定。 
少なくともビエンチャンとルアンパバンでは、すでに2007年にデジタル放送になっている。 

また東南アジアの他の国でもデジタル化が徐々に進んでいる。 

http://www.thejakartapost.com/news/2013/08/20/asean-countries-introduce-digital-broadcasting-2015.html

2013年9月11日水曜日

ラオスの開発プロジェクトあたりの外国人の割合の制限は30%以内

ラオスの開発プロジェクトあたりの外国人の割合の制限は30%以内である。 
ここでは事例としてサイニャブリーダムの建設があげられているが、実際には難しいという。 
技術の熟練が建設には必要だからである。 
ラオス人には建設の熟練度が足りない。だからここの場合は、30%を上回っているという。 
記事は、ラオス人のトレーニングの必要性も訴えている。 

ちなみにサイニャブリーダムは5600人の雇用を生み出している。
記事によると労働者の給料は月に280ドル。 

http://www.chinapost.com.tw/business/asia/vietnam/2013/08/19/386744/Xayaboury-dam.htm

2013年9月10日火曜日

ラオス北部で中国語を勉強する人が増えている

記事によるとラオス北部で中国語を勉強する人が増えているという。 
中国の会社で働くため。 

記事は長々と書いてあるが、主な情報はこれくらいだと思う。 

http://www.nst.com.my/opinion/columnist/mandarin-asserting-its-dominance-in-north-laos-1.340040

2013年9月9日月曜日

ゴールデントライアングル付近の土地にチャイナタウン

香港のKing Romans Groupが99年間の契約でコンセッションした。 
トータルで1万ha。うちSEZ(経済特区)は3000ha。 
貿易、投資、観光の振興が目的。 
ボケオの県都であるフエサイから30キロの道路も引いたという。 

この地域は、King Romans Groupが警備を雇って安全を守っている。ラオスの警察は名目上いるだけ。 
事実上、King Romans Groupが統治しているような状態である。King Romans Groupの社長 Zhao Weiによれば“We have 100 percent right to manage the zone,”ということ。 

しかし、このような場所が、麻薬取引やマネーロンダリングを活性化するだろうと指摘する関係者もいる。 

http://www.rfa.org/english/news/laos/sez-08152013175604.html