中国がラオスに3億元(4900万ドル)を無償援助、2億元(3260万ドル)を無償援助することに合意した。また他にも、70億ドルの高速道路でビエンチャンと中国を結ぶ計画にも合意した。 ラオスにとっては、この高速道路のプロジェクトは優先順位が高いということだ。 昨年の両国の貿易額は17億ドルに達し、32%の増加という。 http://www.bangkokpost.com/breakingnews/368157/china-gives-laos-81-6-million-in-aid-loans いい投資先をみつければガッポリかもしれない。 チキンなのでやりませんが。
王子製紙が「東南アジアで木材を家具向けの製材・合板に加工する事業に本格参入する」ということだ。 ーーーーーーーーーー 総額数10億円を投じインドネシアなど5カ国に加工拠点を設置、主力の製紙原料向け木材チップ需要が国内を中心に伸び悩んでおり、家具向けへのシフトで東南アジアでの木材加工事業の売上高を15年度に現在の2倍超の100億円に高めると伝えている。海外事業の本格的な拡大が期待されている。 http://minkabu.jp/stock/3861/news/577071 ーーーーーーーーーーーーーー ラオスにも王子製紙が入ってきてユーカリを植えている。紙の原料のチップを作る目的だそうだが、これからは家具向けの木材加工事業に力を入れるということなのかな。 ユーカリを家具に使うということでいいのだろうか?単純すぎるか?
ここで扱われている内容はたいしたことないが、「生物多様性国家戦略」で扱われている第2の危機が、「里地里山などの手入れ不足による自然の質の変化」であるということは覚えておこう。 http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/koho_si/pdf/column_no_114.pdf ちなみに4つの危機についても書いておこうと思う。またwikipediaを使ってしまうが。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第1の危機:乱獲・開発によって、生物種が絶滅・減少していること。もしくは生物種の生息地・生育地が減少していること。 第2の危機:里山などが人手による手入れがされなくなったため、その地の自然環境が変質したこと。第3の危機:外来種の侵入によって、既存の生態系が撹乱されること。 地球温暖化の危機:地球温暖化によりもたらされる種の生息・生育地の縮小、消失等 生物多様性国家戦略2010は、第1部「戦略」と第2部「行動計画」の2部から構成されている。第1部では、生物多様性の重要性について解説し、4つの戦略を取り上げている。 戦略 1、生物多様性を社会に浸透させる 2、地域における人と自然の関係を再構築する 3、森・里・川・海のつながりを確保する 4、地球規模の視野を持って行動する 第2部では、上記4つの戦略に沿って数値目標を設定した施策について記述している。具体的施策数は第三次生物多様性国家戦略の約660から約720に、数値目標の数は34から35に増加した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
京都大地域研究統合情報センターの柴山先生が、「ミャンマー(旧ビルマ)からタイ、カンボジアに至る東南アジア大陸部で10~18世紀に存在し、統治や交易のルートとなっていた歴史回廊(総延長約2千キロ)を確認した」そうだ。 石井米雄先生が提唱していたそうだが、これを実証した形になるという。 退官後も精力的に活動されているようだ。 夢が広がる話。わかりやすいのもいい。 http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20130918000170 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1803N_Y3A910C1CR8000/
「西欧の環境保護団体は中国の評価を不当に落としている」という内容の記事。以前、ラオス人によって「環境保護団体は、地域の発展につながる可能性のあるダム建設に反対するな」と主張している記事を紹介したが、今回は中国人による記事。
東南アジア(メコン川流域の5か国つまりカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム)では、直接投資が2003年の9300万ドルから2011年の1億7000万ドルまで8年間でほぼ倍増している。環境保護団体が声をあげるのも無理からぬことのように思えるが。
雲南大学の東南アジア研究所のLu Guangsheng教授は、
"It is true that Chinese companies were not doing enough to protect the local ecology, but environmental groups' exaggerated claims have severely damaged China's reputation," (たしかに中国企業は地域の生態系を十分に守ろうとはしていないが、環境保護団体は必要以上に中国の名声を汚している)
と発言している。
傍から見ると、甘んじて批判を受け入れればいいのに、と思ってしまう。
とはいえ、環境保護団体もやりすぎのところがあるから、どっちもどっちなのかもしれない。
http://www.scmp.com/news/china/article/1298716/western-funded-green-groups-stir-trouble-china
香港のKing Romans Groupが99年間の契約でコンセッションした。
トータルで1万ha。うちSEZ(経済特区)は3000ha。
貿易、投資、観光の振興が目的。
ボケオの県都であるフエサイから30キロの道路も引いたという。
この地域は、King Romans Groupが警備を雇って安全を守っている。ラオスの警察は名目上いるだけ。
事実上、King Romans Groupが統治しているような状態である。King Romans Groupの社長 Zhao Weiによれば“We have 100 percent right to manage the zone,”ということ。
しかし、このような場所が、麻薬取引やマネーロンダリングを活性化するだろうと指摘する関係者もいる。
http://www.rfa.org/english/news/laos/sez-08152013175604.html