2013年11月21日木曜日

中国はラオスに最も投資している国

中国はラオスに最も投資している国である。2番目はタイ。 
2012年―2013年でそれぞれ$1.33 billion(約1330億ドル)、$416 million(約416億ドル)。 

部門別では、エネルギー部門が$1.56 billion、鉱山開発部門が $1.09 billionとなっている。 

エネルギー部門で最も大きいのはボリカムサイ県のNam Ngiep 1 hydropower projectで、$868 million以上。 

http://www.globaltimes.cn/content/819226.shtml#.Uomcq9K-06Z

ラオスの貧困層が減少

政府は「貧しい郡」を指定しているが、これまで47郡だったのが37郡にまで減少した。 
ラオス全土では145郡ある。 

2015年には、貧困層を国の全世帯の9%に抑えるのが目標。 

http://www.plenglish.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1979381&Itemid=1 

2013年11月20日水曜日

ケシ栽培がラオスでまた増えている

2006年にラオスはケシ栽培からの脱却宣言を行ったが、最近また栽培面積が増えている。2012年は6800haで、2011年から66%の増加を見せている。これは2004年のレベル。 

UNODCによれば、栽培されている県は、ポンサリー県、ルアンナムター県、フアパン県、ルアンパバン県である。 

代わりに現金収入を得る手段の導入が盛んに行われている。 

http://www.unodc.org/southeastasiaandpacific/en/laopdr/2013/10/opium/story.html 

ジェトロがラオスに事務所新設、企業進出を支援

読売の記事。 

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131117-OYT1T00561.htm?from=ylist 

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は17日、2014年にラオスの首都ビエンチャンに事務所を新設すると発表した。 


 中国やタイで賃金上昇や洪水発生など投資環境が変化し、ラオスに拠点を設ける日系企業が増えているためで、17日の日ラオス首脳会談で合意した。ジェトロは情報収集などを強化して企業進出を支援する。 

 ビエンチャン事務所の開設により、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内のジェトロの事務所はブルネイを除いて9か国・10か所目となる。ラオスに進出している日系企業は77社。縫製業が中心だが、機械関連企業も増えている。 

 東南アジアでは、日本企業などが生産拠点の配置を再検討する動きが活発化している。ラオスの隣国タイでは、バンコクの最低賃金が今年は月197ドルと、昨年に比べて4割も引き上げられた。11年の大洪水など災害リスクもあり、タイへの拠点集中が見直されている。タイに比べ賃金が安いラオスでは交通網など社会基盤を建設するニーズも高まっており、日本企業の進出が期待されている。 

(2013年11月17日23時13分 読売新聞)

2013年11月14日木曜日

米国務長官ジョンケリーがラオスを本拠地とする密漁シンジケートの退治に100万 ドルを準備

米国務長官ジョンケリーは、ラオスを本拠地とする密漁シンジケートの退治に100万ドルを準備した。 

このシンジケート(the Xaysavang Network)は世界中(南アフリカ、モザンビーク、タイ、マレーシア、ベトナム、中国)に展開しており、ラオスに本拠地があるという。このシンジケートを率いるのは、ラオス人実業家のVixay Keosavangという人物。 記事の文面から察するに、結構大きな組織のようだ。

記者が電話で直接本人にコンタクトをとったところ、「それは誹謗中傷にすぎない」とコメントしたという。 

密漁対象は、象牙、サイの角、トラの骨、クマ、センザンコウなど。 

Vixay Keosavangの逮捕にはまだ証拠が少ないという。 

しかし、Vixay Keosavangの密漁ビジネスは、メコン川流域の地域住民にはよく知られているということが書いてある。 
役人との癒着の可能性についても言及している。 

http://www.nytimes.com/2013/11/14/world/asia/us-to-offer-reward-in-wildlife-trafficking-fight.html?pagewanted=2&_r=0 

The Rocket(バンファイ)はラオスでは公開禁止

オスカーの期待もあるThe Rocketであるが、ラオスでは公開禁止になったという。来月開催されるルアンパバン映画祭に招待されていたが、検閲により禁止になった。 

記事によれば、これはラオスの痛い部分、すなわち最近のダム建設に伴う地域住民の移住と関わる問題も扱っているからである。 

監督は非常に悲しんでいるという。 
"It's deeply sad that it's not going to get released in Laos soon," 
"It's a very, very sensitive issue in Laos.  the building of dams and the relocation of people." 
とコメントしている。 

すでに20か国以上で公開されており、次はアメリカで公開予定。 

日本に早く来ないか。 

http://www.smh.com.au/entertainment/movies/oscar-hope-the-rocket-gets-banned-in-laos-20131114-2xib0.html

セメント会社が近々ラオス株式市場に3番目の会社として上場

セメント会社のThe Souksomboon Groupが近々ラオス株式市場に3番目の会社として上場する予定。 

現在上場している2社は、 
・BCEL (ラオス外商銀行) Banque Pour Le Commerce Exterieur Lao(ラオス最大の銀行) 
・EDL-Gen (ラオス電力発電)EDL Generation-Public Company(国営のElectricite du Laosの支社) 
である。 

道路も増えるし、ダムも増えるし、環境は破壊するけど、有望株だろう。 

http://english.eastday.com/e/131113/u1a7773018.html

2013年11月13日水曜日

ラオスの水をきれいに

ADBが3500万ドル(約35億円)、ラオスの水道整備に提供する。 

30%のラオス人が清潔な水にアクセスできない。赤痢は幼児の死因の3番目だという。このプロジェクトにより16万人が恩恵を得る予定。 

このプロジェクトの総額は46.5百万ドルで、うちプービアの鉱山会社(Phu Bia Mining Ltd)も600万ドル負担する。 

http://www.4-traders.com/news/ADB-Asian-Development-Bank--Project-Puts-Clean-Water-on-Tap-for-Towns-across-Lao-PDR--17359520/ 

2013年11月12日火曜日

ラオス南部の洪水被害は6000万ドルを超える

ビエンチャンタイムズによればラオス南部の洪水被害は6000万ドルを超えるという。 
9月18日から24日の嵐の被害が特に甚大であった。 
チャンパーサック県コンセドン郡、サラワン県ワーピー郡の被害が特に大きかった。 

サラワン県では18000haの耕作地が被害を受けた。 

http://english.peopledaily.com.cn/90777/8421411.html

2013年11月11日月曜日

映画館のないラオスのルアンパバンで国際映画祭が開催

映画館のないラオスのルアンパバンで国際映画祭が開催される。 
驚きなのだが、もう4回目という。 

大きなスクリーンが"the Handicraft Market town square"に設置され、28作品が上映される予定。ラオスの作品も5作品出品されているようだ。 

12月7日から11日まで。 

http://www.nationmultimedia.com/life/Punching-above-its-weight-30216778.html 

行ってみたい。

麻薬、覚せい剤の厳しい取り締まりで、旅行者がバンビエンから離れる

去年、麻薬、覚せい剤の厳しい取り締まりがあり、バックパッカーを中心としたバンビエンへの旅行者が減少しているという。この地域は、麻薬、覚せい剤が手に入ると有名であったが、このイメージを払しょくしたい政府が、厳しい取り締まりを去年行ったという。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/374171/more-asians-going-to-vangvieng 

独特の雰囲気があったが、まあ仕方ないだろう。

ラオスの教師の給料が3か月遅れている

ビエンチャンの一部地域(サナカム郡)の支払いが3か月遅れている。 
ニュースによると、他にも支払いが遅れている地域があるという。 

去年の10月から今年の9月にかけて、公務員の電気代や水道代が値下げされたようだが、そのような対処は焼け石に水で公務員たちにとっては不満である。 

http://www.rfa.org/english/news/laos/teachers-10102013185425.html

2013年11月5日火曜日

ラオスのGDPの成長は、2013年は8%の予定。経済成長よりインフレが心配

ラオスのGDPの成長は、2013年は8%の予定。2011年は8%、2012年は8.2%だった。 
2014年には少し落ちて7.7%だが、2015年には8.1%と持ち直す予想となっている。 

世銀の報告より。 

http://www.globaltimes.cn/content/815937.shtml#.UnXWz3C-06Z 

また別の記事で、経済成長よりインフレが心配である出ている。 

物価の上昇に、賃金が追い付かないという。これはIMFの警告。 

http://www.atimes.com/atimes/Southeast_Asia/SEA-01-071013.html

2013年11月3日日曜日

安倍首相がラオスとカンボジアへ

安部首相がラオスとカンボジアを訪問する。11月16日、17日。 
ASEAN全加盟国を1年足らずで回ることになる。 

ちょっと前のニュース。 

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201310/2013101000364 

2013年11月2日土曜日

ドンサホンダム建設計画は順調に進行中

チャンパーサック県のシーパンドーン地区で建設予定のドンサホンダムの建設計画は順調に進行中。 

ドンサホンダムは260MWの電気を生産する。 

9月3日にメコン川委員会(MRC, Mekong River Commission)に環境影響評価を含めた計画が提出された。 

MRCのドナーには、日本、EU、アメリカなど10か国が含まれており、7月の非公式の会合でダムの建設計画を"prior consultation (事前協議)"として位置付けた。しかし実際は建設計画は進んでおり、NGOの代表らは、MRCは機能していないと批判している。 

http://www.nationmultimedia.com/national/Laos-gives-Mekong-dam-go-ahead-despite-ecologists--30216332.html 

最近、チャンパ―サックから来た人に聞いたら、"ドーン サンホン" と発音していた。 
しかし英語の記述はどこも、 Don Sahong となっている。

2013年10月31日木曜日

ラオス北部の村落にサンラボップがソーラーパネルを配布

ビエンチャンに本拠をおくサンラボップが、ルアンパバンの農村にソーラーパネルを配布することを決定。1ヶ村で、規模としてはあまり大きくない。 

ラオスは、2020年までに90%の世帯に電気が行き渡ることを目指している。 
現状でどのくらいかはここには書いていない。

サンラボップはラオスが本拠地だが、途上国を中心に様々な国で展開している。ここには焼畑地に実験設備を設置するとき、お世話になった。対応してくれたフランス人の女性スタッフは愛想がよくてきれいな方だった。 

http://www.eco-business.com/press-releases/solar-power-mini-grid-opens-energy-access-in-rural-laos/

タイのLCCであるTHAI SMILEのバンコク―ルアンパバンルート開通が延期

タイのLCCであるTHAI SMILEのバンコク―ルアンパバンルート開通が11月中旬から12月中旬に延期。週に4日。168人乗りのエアバスA320-300が使われる予定。 

http://ttgasia.com/article.php?article_id=21992

2013年10月29日火曜日

ドンサホンダムは、カンボジア人の食生活に大きな影響を与える

ラオス南部で建設予定のドンサホンダムの建設は、カンボジア人にとって悪影響があるという報告。 
水産資源が大きなダメージを受けるという。 
ラオス南部の水産資源の研究で有名なIan Bairdさん(a professor of geography at the University of Wisconsin-Madison)も警鐘を鳴らしている。 

カンボジア人にとって、摂取しているタンパク質の40%および脂質の28%は魚とシーフードから、となっており(おかしいが原文まま)、ダム建設によって魚資源が減少するとカンボジア人の食生活に大きな影響を与えるという。 

http://www.cambodiadaily.com/news/don-sahong-dam-in-laos-to-worsen-nutrition-in-cambodia-45233/

ラオスが年6.87%のインフレ率

ラオスの物価が上昇している。9月の最新のデータではインフレ率が6.87%だが、今年の7月には7.43%を記録したという。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/375017/soaring-prices-drive-inflation-in-laos

2013年10月19日土曜日

日本がラオス、カンボジア、ミャンマー人の入国ビザのルールを緩和する

日本がラオス、カンボジア、ミャンマー人の入国ビザのルールを緩和する。2013年の末の予定。

タイとマレーシアについては、2013年7月に、短期の観光ビザは免除されている。 

東京オリンピックまでに、アジアからの観光業を活性化させる目的があるという。 

http://www.tokyotimes.com/2013/japan-to-relax-visa-rules-for-myanmar-cambodia-and-laos/

スイスがラオスの不発弾除去に一役

ラオスには不発弾(UXO, unexploded ordnance)がまだたくさんあるが、スイスのSDC(Swiss Agency for Development Cooperation、スイスのJICA)が379万ドル(約3.79億円)を投じてUXO除去に向けて協力する。 

http://www.la.undp.org/content/lao_pdr/en/home/presscenter/pressreleases/2013/09/27/switzerland-commits-a-further-us-3-79-million-to-tackle-uxo-in-lao-pdr-/ 

ベトナム国境沿いには、まだまだ不発弾がある。 
山に入るのが怖い。 

2013年10月18日金曜日

ベトナム―ラオス間にボーキサイトのパイプラインを設置予定

セコンとアタプーにあるボーキサイト鉱山から鉱石を240km輸送するために、パイプラインを建設するという。2.5億ドルをかける予定。 

ボーキサイトはアルミニウムの原料。 

こういう、製品化しやすいものから売られていく。他のことは犠牲にされる。 

<参考> 
ボーキサイトは鉱物で固体なのに、どうやったらパイプラインで輸送できるのか? 

スラリー輸送という方法があり、ボーキサイトを粉状にして水と混ぜ泥状(スラリー)にしたものを圧送するということらしい。 

http://english.vietnamnet.vn/fms/business/85400/-250-million-to-build-a-vietnam-laos-bauxite-pipe.html 

2013年10月17日木曜日

ラオスのパクセーで旅客機が墜落

ついに飛行機墜落というニュースが出てしまった。 
事故は10月16日午後4時(日本時間午後6時)頃。 

事故は南部のパクセーという場所の周辺。メコン川に墜落したということ。 
大雨と強風が吹いていたということらしい。 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131017/k10015337361000.html 

こちらに現場の写真が出ている。 
http://www.themercury.com.au/news/world/six-aussies-dead-in-plane-crash-laos/story-fnj3ty5y-1226741301706

2013年10月16日水曜日

ウシガエルの新種がベトナムで発見される

ウシガエルの新種がベトナムで発見された。Kaloula indochinensisと名付けられた。 
ベトナム、ラオス、カンボジアに分布しているとされている。 

<ウシガエルRana catesbeiana> 
日本では、20世紀初めに日本に導入され、食用として生産されたが、現在は特定外来生物として指定されている。今回のベトナムの種は日本のものとは属が違うようだ。 

ウシガエルはBullfrogという。 
昔、そのまま英語から日本語に訳したのだろう。 

http://english.vietnamnet.vn/fms/science-it/85148/new-species-of-bullfrog-discovered-in-vietnam.html

2013年10月11日金曜日

パナソニックのアジア攻略、カギはバブル女性 東南アジアで”パナソニックビューティ”が人気

感覚がおかしいのかもしれないが、こういう記事を見ると、気持ち悪くなってくる。 

欲望を東南アジアの女性に植え付けて、売る。これが「アジア攻略」の正体である。売れればその戦略は「成功」。 

こういう活動に関わる全ての行為の根底にある、汚物が見えるようだ。 

どす黒い、ギラギラした欲望の臭気がこっちまで漂ってくる。 

http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/world/toyokeizai-20035.html?fr=rk

2013年10月10日木曜日

日本政府、東南アの鉱山開発支援 人材育成などで中国に対抗

タイトル通り。記事の先は、会員じゃないと読めません。 
日本政府がこういう方向を打ち出しているということは覚えておこう。 

日本と中国が争うように東南アジアの鉱山を開発していくのだろうか。 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1704F_R20C13A9MM0000/ 

2013年10月9日水曜日

ラオスでキリスト教への信仰を放棄するように強制される

最近キリスト教関係のニュースが増えている。 
南部(中部)ラオスで、キリスト教への取り締まりが厳しくなっているという。 

ボリカムサイ、サワナケートの村落で、それぞれ村を出るか、信仰を棄てるかの選択を迫られたという。 

http://www.bosnewslife.com/30624-laos-christians-facing-expulsion-for-faith 

都会ではキリスト教徒がいるのに、なぜ田舎では信仰してはいけないのかよくわからない。 
理由が他にあるような気もする。

世界一大きな洞窟

世界一大きな洞窟がベトナム―ラオス国境付近にある。8.8kmの長さを誇る。 
ベトナムの領域内。 Son Doong Caveという。 

http://www.mirror.co.uk/news/world-news/take-look-inside-worlds-largest-2299493 

このニュースだけでは魅力は感じないなぁ。 
他に面白いことがあればいい。 

2013年10月8日火曜日

ゴールデントライアングルでケシ作りが増加

ゴールデントライアングルでケシ作りが増加している。90%が中国に出される。中国を経由してアジア、環太平洋地域に出される。 
増加の原因には、ケシの価格が上昇していることが関係している。現在採取したケシは1200万kip/kgで売ることができる。つまり1kgが約12万円。末端価格は知らない。 

ケシは10月に栽培を開始。トウモロコシの後に植えられる。3-4ヶ月の栽培の後に収穫される。

ここでは山地民であるアカ族がケシの栽培者として取り上げられている。 

以前、ゴールデントライアングルで中国の会社がコンセッションしているというニュースを紹介したが、それもケシの増加に関係している可能性もある。 

http://www.scmp.com/news/asia/article/1317745/its-happy-hour-heroin-traffickers-golden-triangle

タイ航空のLCCであるTHAI Smileが中国、ラオス、日本への航路を開く

タイ航空の子会社であるTHAI Smileがサービスを新たに開始する。11月16日からバンコク―ルアンパバンの便を開始する。バンコク―仙台の便も、12月3日から開始。週に3日飛ぶ予定。中国への航路(Bangkok-Chongqing and Bangkok-Changsha)も近々開始予定。 

バンコク―ルアンパバンはいつもBangkok Airwaysだった。値段も気になるところ。 

http://www.internationalmeetingsreview.com/asia/thai-smile-offer-routes-china-laos-and-japan-96955 

2013年10月7日月曜日

デング熱の患者はラオスのどの県で多いの?

デング熱の患者はラオスのどの県で多いのだろうか。 
下のHPに地図が載っています。 

中部と南部が多いんだね。 

都市部で多いというのを聞いたことがあるけど、セコンで多いのが意外。 

http://reliefweb.int/map/lao-peoples-democratic-republic/lao-pdr-map-dengue-incidence-province-21-june-2013 

ラオス大統領が訪中

ラオス大統領が訪中した。 

仲良くしてますね。 

http://www.globaltimes.cn/content/812585.shtml#.Uk-0wNK-06Y

2013年10月5日土曜日

ラオスの水力発電に関する日本語の記事

下のページは主に日本のダムの技術を自画自賛している記述がメインだが一つ気になる箇所があったので引用。 
http://www.data-max.co.jp/2013/09/17/post_16455_ib01.html 

ーーーーーーーーーー 
<現在の約10倍の電源開発が可能> 
 ラオスの水力発電のすごいところは、まだまだ潜在発電能力を秘めているところだ。現在、ラオスの水力発電は輸出産業に発展した(地域によってはタイなどから輸入しているところもある)が、開発済みの水力発電能力は、その全体の潜在発電能力の約8~10%に過ぎない。理論上、今後、引き続き約1万8,000MWの電源開発が可能だと言われている。 
 EDL-Genは、現在、881MWの設備容量を持っており、今後、10年で、その設備容量を2412MWにまで増やすことを計画している。それには、技術、資金の両面で先進国の協力が必要となってくる。 
 「発電所を増やす計画だが、まだ資金が十分に準備できていない。海外からの投資家の投資を期待している。日本の投資家にも来てもらって、水力発電開発を一緒にやっていきたいと思っています」と、ラッタナCOOは語る。ここに、日本の再度の"出番"がある。 
ーーーーーーーーーーー 

ラオスは"東南アジアのバッテリー"を目指していることから、ダム建設がますます盛んになるということ。 

2013年10月3日木曜日

ラオス人がイギリスに行きやすくなる

これまでラオス人がイギリスに行くにはバンコクに行かなくてはならなかったが、これからはラオスでビザを取得できるようになる。 

ラオスのイギリス大使館は今年の4月2日に27年ぶりにビエンチャンにできたという。 

http://english.peopledaily.com.cn/90777/8397339.html

2013年10月1日火曜日

東南アジア5か国が観光で協力

カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムが外国からの旅行者を増加させるという目標を立てている。 "Five Countries One Destination" というのがスローガンのようだ。 

http://www.elevenmyanmar.com/asean/3374-mekong-basin-countries-target-double-digit-tourism-growth

オーストラリアの映画「The Rocket(ラオス語:バンファイ)」の予告編が見れる

以下のサイトで、オーストラリアの映画「The Rocket(ラオス語:バンファイ)」の予告編が見れる。Youtubeが埋め込んである。 

http://blogs.crikey.com.au/cinetology/2013/09/11/the-rocket-movie-review-explosive-melancholia/ 

見たが、これならラオス語が聞き取れそう。 

今度どこかで探してみようかしら。

2013年9月28日土曜日

ラオスを題材にした映画The Rocketがアカデミー賞外国語部門に出品予定

ラオスを題材にした映画The Rocketが、オーストラリアでアカデミー賞外国語部門に出品予定である。 

何回かとりあげたことがあるThe Rocketは、オーストラリアの監督の作品であるが、すでにオーストラリアでは公開され、25万ドルの収益を生み出しているという。 

日本のどこかで公開されないか、待ち遠しい。 

英語字幕orラオス語のままで見てもいいけどね。 

http://www.theaustralian.com.au/arts/film/australian-film-the-rocket-has-a-shot-at-the-oscars/story-e6frg8pf-1226716224034 
http://www.smh.com.au/entertainment/movies/the-rocket-shoots-for-the-oscars-stars-20130910-2ti18.html 

2013年9月27日金曜日

魚のグッピーがボウフラを食べてデング熱を減らす

魚のグッピーを撒いて、グッピーにボウフラを食べさせ、デング熱を減らそうというニュース。 
このプロジェクトはすでに2009年か2011年までラオスとカンボジアのある郡で行われていた。これを実施した貯水槽は、ボウフラの数を大幅に抑えられたという。 

http://www.thejakartapost.com/news/2013/09/12/guppy-fish-prove-be-cheap-effective-tool-fight-against-dengue-adb.html 

どこに撒くか知らないが、自然界へエスケイプしてしまわないか心配だ。 
都市部の話だろう。

2013年9月26日木曜日

中国がラオスに資金援助

中国がラオスに3億元(4900万ドル)を無償援助、2億元(3260万ドル)を無償援助することに合意した。

また他にも、70億ドルの高速道路でビエンチャンと中国を結ぶ計画にも合意した。 
ラオスにとっては、この高速道路のプロジェクトは優先順位が高いということだ。 

昨年の両国の貿易額は17億ドルに達し、32%の増加という。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/368157/china-gives-laos-81-6-million-in-aid-loans 

いい投資先をみつければガッポリかもしれない。 
チキンなのでやりませんが。

王子製紙が東南アジア東南アジア木材加工事業本格参入

王子製紙が「東南アジアで木材を家具向けの製材・合板に加工する事業に本格参入する」ということだ。 

ーーーーーーーーーー 
総額数10億円を投じインドネシアなど5カ国に加工拠点を設置、主力の製紙原料向け木材チップ需要が国内を中心に伸び悩んでおり、家具向けへのシフトで東南アジアでの木材加工事業の売上高を15年度に現在の2倍超の100億円に高めると伝えている。海外事業の本格的な拡大が期待されている。 
http://minkabu.jp/stock/3861/news/577071 
ーーーーーーーーーーーーーー 

ラオスにも王子製紙が入ってきてユーカリを植えている。紙の原料のチップを作る目的だそうだが、これからは家具向けの木材加工事業に力を入れるということなのかな。 
ユーカリを家具に使うということでいいのだろうか?単純すぎるか? 

2013年9月24日火曜日

ラオスでムササビの新種が発見される

Nam Kading National Biodiversity Conservation Areaかthe Khammouan Limestone National Biodiversity Conservation Area付近で新種のムササビが発見された。 
Biswamoyopterus laoensisと名付けられた。 

中部ラオスではしばしば動物の新種が発見される。 

http://www.sci-news.com/biology/science-biswamoyopterus-laoensis-new-species-flying-squirrel-laos-01361.html

2013年9月23日月曜日

生物多様性の第2の危機

ここで扱われている内容はたいしたことないが、「生物多様性国家戦略」で扱われている第2の危機が、「里地里山などの手入れ不足による自然の質の変化」であるということは覚えておこう。 

http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/koho_si/pdf/column_no_114.pdf 

ちなみに4つの危機についても書いておこうと思う。またwikipediaを使ってしまうが。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
第1の危機:乱獲・開発によって、生物種が絶滅・減少していること。もしくは生物種の生息地・生育地が減少していること。 
第2の危機:里山などが人手による手入れがされなくなったため、その地の自然環境が変質したこと。
第3の危機:外来種の侵入によって、既存の生態系が撹乱されること。 
地球温暖化の危機:地球温暖化によりもたらされる種の生息・生育地の縮小、消失等 

生物多様性国家戦略2010は、第1部「戦略」と第2部「行動計画」の2部から構成されている。第1部では、生物多様性の重要性について解説し、4つの戦略を取り上げている。 

戦略 
1、生物多様性を社会に浸透させる 
2、地域における人と自然の関係を再構築する 
3、森・里・川・海のつながりを確保する 
4、地球規模の視野を持って行動する 

第2部では、上記4つの戦略に沿って数値目標を設定した施策について記述している。具体的施策数は第三次生物多様性国家戦略の約660から約720に、数値目標の数は34から35に増加した。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東南アジアで2000kmの歴史回廊が発見される

京都大地域研究統合情報センターの柴山先生が、「ミャンマー(旧ビルマ)からタイ、カンボジアに至る東南アジア大陸部で10~18世紀に存在し、統治や交易のルートとなっていた歴史回廊(総延長約2千キロ)を確認した」そうだ。 

石井米雄先生が提唱していたそうだが、これを実証した形になるという。 

退官後も精力的に活動されているようだ。 

夢が広がる話。わかりやすいのもいい。 

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20130918000170 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1803N_Y3A910C1CR8000/ 

2013年9月21日土曜日

農業機械のクボタがカンボジアとラオスに商売を拡大

農業機械のクボタがカンボジアとラオスに商売を拡大する予定だという。目標は7億バーツ(約21億円)の利益を2国からあげること。ラオスからは2億バーツ。カンボジアからは5億バーツの予定。 

農業の機械化がどんどん進んでいくだろう。 
伝統農業の実態を記録しておかねば。 

大昔、ラオスに行きたての時、世話になっていたおばちゃんのタイ人の知り合いが、農業機械を卸す会社の社長だった。金持ちでいろいろごちそうしてもらった。 

http://www.nationmultimedia.com/business/Siam-Kubota-eyes-Asean-expansion-via-units-in-Camb-30213334.html 

ついにラオス人中学生がバイクに乗れなくなる?

カンムアン県の90校ある中学のうち40校が、すでにバイクに乗ることを禁止したという。その他の学校も同様に、バイクに乗ることを禁止する予定。 

バイクで通学する中学生は今でもよく見るが、これからこのような動きが広がっていくのだろう。 

一応建前では、18歳になるまでは運転免許は取れない。 

サイニャブリーではすでに2005年度からこのような取り組みを開始、ルアンパバン県、サラワン県でも同様の取り組みが行われている。 

http://www.nationmultimedia.com/aec/Lao-province-bans-schoolkid-bikers-30213570.html 

どこでも見る光景だけど、なくなっていくということだね。

2013年9月20日金曜日

タイの領事館から500個のビザのステッカーが盗まれる

2008年から数えてラオスにあるタイ領事館から500個のビザのステッカーが盗まれたという。 

タイ・ラオス国境で2人が最近捕まった。 

他の国のステッカーも結構盗まれている。誰かが偽造するのだろう。 

例えばオランダでは、ステッカーが2000個入った小包が空輸するとき無くなってしまったという。 

記事 
http://www.pattayamail.com/news/500-visa-stickers-disappear-from-thai-consulate-in-lao-pdr-29720 

偽造ビザの写真 
http://www.pattayamail.com/news/foreigners-arrested-with-stolen-visa-stickers-29726

ラオスの映画「The Rocket」が着実に評価されている

ラオスの映画「The Rocket」が着実に評価されている。たびたび、The Rocketの評価記事が配信されている。早く日本でも手に入れられるようになって欲しい。 

みたところ、アカのおばさんが入っているようだが、アカの人ってロケット祭りをするのだろうか?水田農業をしている人たちがロケット祭りをする印象だが。作品を見てみないとなんとも言えないところ。 

http://www.brisbanetimes.com.au/entertainment/movies/the-rocket-20130823-2sgyi.html 
http://www.eurekastreet.com.au/article.aspx?aeid=37089#.UjgA7NK-06Y

2013年9月19日木曜日

ラオスで土砂崩れ

先月末の話になってしまうが、ラオスで土砂崩れが頻発し、ラオスでは16人の死者が出たという。 
最も大きな被害をもたらした土砂崩れはパクベンの北西で起きた。 ウドムサイ県内の道路もいくつか通れなくなったという。 

こういう土砂崩れは毎年どこかで起こっている。雨期は移動が大変。土砂降りの中、山道で車や乗り合いトラックを押したことも何度もある。車の後部を黒い排気ガスを吸いながら押す。エンジンをふかすから黒い排気ガスが出るのだ。のどが痛くなるし、筋肉は硬直するし、泥道でぬかるんでいて足のふんばる力はいまいち入らないし、本当に大変。渾身の力が伝わったかと思うと車はヌルヌルと動く。後輪がはじいた泥が体に当たって、汚くなる。ああ、思い出してきた。

http://www.windsorstar.com/news/group+says+Laos+landslides+kill+block+roads/8825012/story.html 
http://www.heraldsun.com.au/news/breaking-news/aid-group-says-laos-landslides-kill-16/story-fni0xqll-1226703174682 
http://www.nst.com.my/latest/16-dead-after-heavy-rains-batter-laos-un-1.344575



タイの破戒僧がラオスに潜伏

タイの破戒僧がラオスに潜伏しているらしい。今は僧籍は外されている。 

性的暴行罪、詐欺罪、パソコンの条例違反の罪に問われているという。 
ここの記事には書いていないが贅沢三昧だったということ。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/366479/dsi-says-wirapol-is-hiding-in-laos

2013年9月18日水曜日

ラオス国営航空が機体を購入

空路の拡大に伴って、ラオス国営航空が来年にATR72-600、2015年にAirbus 320を購入する。 

現在ラオス国営航空は全部で機体を14機持っている。 
4機のA320、4機のATR72-500、2機のATR72-600、4機のMA60である。 

1年間に国民の半分の330万人が海外から旅行に訪れ、5億1300万ドル落としていく。 

http://www.bangkokpost.com/breakingnews/366456/lao-airlines-to-buy-atr72-600-and-airbus-320s

第3友好橋の写真

誰かの旅行記だが、第3友好橋(ナコンパノム―タケーク間)の写真が載っている。 
きれいな橋だ。2年前に開通した。 

http://www.bangkokpost.com/news/local/369634/one-day-three-countries